4人の教師にお手上げです!



『何があったのか

分からないけど

とにかく二人とも乗って。

駅まで送るから。』





『…俺はいいです。』



そう言って一人、

走って帰る佑司と反対に

私はそこに立ちつくした。


その様子を見た

川田先生は

いったん車を降り、

私の腕を

優しく掴んで

助手席の方の

ドアをあける。


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