4人の教師にお手上げです!
6 偽りの行為
『あーっ水沢先生!』
『おぅ。滝口か。』
『戻ってきたの!??』
『あぁ。
これかもよろしくな。』
なんだか
教室に入ってきた滝口は
すごくニコニコしていて
嬉しいことが
あったのだろうと
伺えたが
逆に矢口は
表情を少し
曇らせていた。
そのとき、
ドアが軽くノックされ
事務の人が入ってきた。
『今日から水嶋君は
お休みになりました。』
『えー!?
佑司どうしたのっ?!』
滝口が
大声を張り上げている中、
矢口は唇を
噛みしめていた。
『それから矢口さんに
伝言で
『ごめん』
だそうです。』
そう言ってその人は
姿を
消した。