4人の教師にお手上げです!



…ガチャン



教室のドアが閉まると

滝口はいきなり

口をひらいた。






『先生。

私先生のことが好きなの。』








『は…??』







『唐突でごめんなさい!!

でも凄い先生の優しさとか…』








俺の長所とやらを

喋り続けている滝口の横で

俺の頭の中は

色んな考えが

ごちゃまぜになっていた。








…滝口が俺を好き




でも俺は…





…いきなり告白してきたのは??






俺がさっき

゙好きな人は年下だ゙

って言ったから可能性が

あると思ったのか??






『…っ、先生??

聞いてる??』





『…えっ?!

あ、悪い。

ちょっと…

体調悪くて。』







咄嗟に出たこの嘘が

最悪な事態を

引き起こすなんて

思いもしなかった。





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