4人の教師にお手上げです!





『でも…かれんちゃんが

俺のこと

選んでくれるまで

我慢して待つから。


じゃ帰ろー!!』










無理に笑顔を作って

運転しはじめる先生に

なんとも申し訳ない気持ちで

いっぱいになった。










自分の気持ちに

正直になれない自分が

他の誰かに

逃げようとしている。










じゃあ私の想う人は

誰なのか。








…自分のことを

ちゃんと分かることのできない

自分自身が

くやしかった。







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