らぶ★ぱにっく-lovable person-

「すっげぇ…嬉しい。

俺、もう無理かと思ってたから」



そう言って少しだけ腕の力を強めた遥




ねぇ…期待していいのかな？



そんなあたしの心の中を察したのか…遥は言った





「俺も好き…

一目惚れだった。」

「…うそ。だって要…」

「本当、あのときは要も放っとけ無くて…けど今は素直にあの二人の幸せを願ってる…だって、要以上に好きなヤツ出来たから…」




遥が言い終わる前にあたしの涙腺は崩壊していた。




だって…嬉しくて仕方がない





大好きだったから…
大好きだから…





ゆっくりと腕を遥の背中に回した





「…っ…大好き」

「ん、俺も」





なんと無く顔を上げると嬉しそうに笑っている遥がいた