らぶ★ぱにっく-lovable person-
「んーーっ!!!」
要が苦しくなったのかドンドンと胸を叩くから俺は嫌々、唇を離した
「…っ…苦しい…じゃ…ん」
肩で呼吸をして潤んだ瞳で俺を睨む。
要、分かってねぇよ。
その表情は誘ってるようにしか見えねぇんだよ
「…けど、嫌じゃ無かったよ////」
あぁ…ほら、それって反則だろ。
シてくれって言ってるようなもんだよ。
「…なぁ、誘ってる?」
要を押し倒したいけど体が動かないから頑張って横に寝てみた。
はぁー…こんな体で要を抱ける訳が無いから。
ちょっと仕返しにいじめた。
「退院したら、抱きまくるから」
「――っ!!!」
要は顔を真っ赤にして俺に背を向けてしまった。
あーっ。
早く退院してぇ…