泣き恋

このまま雲の上まで
私を運んでくれそうな錯覚。

きっと、ワイシャツから

タオルと同じ、お日様の匂いがしたからかもしれない。





『これで…、やっと達也のとこに行ける…』






不思議な感覚だった。







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