キャッチ。
「…まったく。」

「練習より疲れた…。」


俺たちはケーキ屋へと続く道を歩いているが、

遠藤のせいでクタクタだ。


「あはは…。ごめんね。どうしてもケーキが食べたくて。」


謝ってる割にはスッゲー笑顔だ。まったく反省してないなこいつ。


「お前いつも甘いもん食べてるのに全然太らないんだな…。なんで?」

これはかなり疑問。遠藤を見る度に思う。


「ん〜…?そっかな…?」

「そ〜だよ。何か太らない秘訣とかあんの?」


無いとは思うけど聞いてみた。


「そりゃ〜…まぁ、乙女の秘密だよ。」



なんじゃそりゃ。




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