紅龍に抱かれて 【連載中】
「俺だよ俺~。そんな警戒しないでよ零」







ニコニコと笑いながら降りて来た男は、少女のことを零と呼んだ。
零は呆れながらまた溜息を吐き、




「その名で呼ぶな。吐き気がする。何用だ。」





冷たく言い放った。



「ゴメンゴメン。
全く、つれないなぁ?やっぱりZ様に忠誠を誓う冷血な女は違うねぇ~?」



「…何が言いたい。早く言いやがれ。」







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