紅龍に抱かれて 【連載中】
「…お前のご主人、Z様からの伝言だよ」



ビクッッ
…Z様が…?








クスッ
“Z様の話になると空気が変わるんだな”
心の中で男はそう感じていた。






ボソッ


「明日から聖欧学院へ行け。
あそこにいる理事長、生徒会、風紀委員全員の見張りだ。
それと1-Eは教師以外全員jackだから潰しておけ。
制服は明日には届く。荷物まとめて明日から学校行け。」





一時沈黙が続いたがクルッと男に背を向け、


「Roger Boss…伝えておけ。」



そう呟き、走って行った。
男は、またクスッと笑い、



「Yes,sir」

そう呟き、もう見えない零の後姿を見つめていた。






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