惚れたもん負け 【 短編 】



『翔太君?』



『・・ん?』


『ずっと好きでいてくれてありがとう。』



『うん。』



散々待たせてしまって・・・ごめんなさい。



そして――――




『私と付き合って下さい!!』




――――――――ありがとう。








『それ、俺の言葉。』













そっと、唇が――――





―――――――――――重なった。













―― END ――
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