惚れたもん負け 【 短編 】



だけど、

人生そう簡単にうまくいかない。

クラスも違えば何の接点もなくて。


何も行動に移せないまま、二年の月日が流れていった


三年になり、祈る気持ちでクラス替えの表を見た時・・・


思わず小さく『よし!』と握り拳をつくってしまった。



そして、俺は初めて奇跡というものを信じた。



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