必然的な巡り合わせ 《 番外編 完結 》



今、私の前を通った時、お酒の匂いがーーした?



蓮さんが座ってるソファーの近くに腰をおろし蓮さんを見る。


・・やっぱり少し酔ってる。



『・・今日遅かったですね。・・お仕事忙しかったんですか?』


『・・あぁ。』


帰宅した時と同じ単調な答えが返ってきた



『『・・・・・。』』


お互い無言で。



この雰囲気に何を話したらいいのかわからなくて。



こうゆう時ってどうしてやけに時計の針が刻む音が大きく聞こえるんだろう。




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