必然的な巡り合わせ 《 番外編 完結 》



『もう少しでお店オープンするから待機しててねー』

そう言うと店長はお店の奥に引っ込んでしまった。



いきなり待機しててね。と言われても何をして時間になるまで待っていればいいのかわからず手持ち無沙汰になり、頭の中で今さっき教わった事を復習しながら店内を見渡した。





白と黒を基調に少し暗めにライトアップされた店内。


天井には大きなシャンデリア


所々にアロマキャンドルが灯されていて


カサブランカの花が大きな花瓶に飾られている。




―――まさに夢の世界―――



うん!そんなかんじ!!



ボーっと店内を見渡していたとき―――




< 160 / 282 >

この作品をシェア

pagetop