必然的な巡り合わせ 《 番外編 完結 》
百合さん



『新人さん??』



『は、はいっ!!』


誰もいないはずの店内でいきなり声を掛けられ思わず大きな声で吃りながら返事をした。



『はじめまして。私は百合。よろしくね』



『望です!今日からお世話になります。宜しくお願いします!』

ペコッと頭を下げ自己紹介をした時、百合さんと目が合いニコッと微笑んでくれた。



微笑んだだけなのに何とも言えないオーラが百合さんを包んでいた。


同性の私から見てもずっと見ていたくなる様な・・・癒される笑顔





私もいつかはこんな風に人を癒してあげられる笑顔になれる女性になりたい。



< 161 / 282 >

この作品をシェア

pagetop