必然的な巡り合わせ 《 番外編 完結 》
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何度、望の携帯に連絡しても繋がらない・・・
運転しながら望の行きそうな場所を必死に考える
だけど・・・
望の事をあまりにも知らなすぎてるという事実を気付かされるだけで。
苛立つ気持ちをぐっと押さえて考える
今朝、会社に行くまでは望は普通に『行ってらっしゃい!』と笑って見送ってくれた。
俺が会社に行ってる間に望の身に出ていかなければならない余程のことがーーあった?
望は何故何も言わずに置き手紙だけを残していなくなった――?