必然的な巡り合わせ 《 番外編 完結 》
『ねっ!ママ超美人でしょ〜!』
そう言ってにこにこしながら百合さんの手を握りながら話す男の子
『うん!!』
『じゃー、僕遊んでくるね!』
私の返事に、にこにこ顔が更に満面の笑みになりブランコに向かって走り出した
『・・・百合さん。こんにちは』
昨日の今日でしかも明るい時間に百合さんと会うなんて予想もしていなかったし、ママだったという事実に驚いて言葉が見つからない
『こんにちは。・・隣いいかしら?』
『あっ。はい。』
そういうと百合さんは横に座って男の子を優しい目で見つめながら話し始めた。