必然的な巡り合わせ 《 番外編 完結 》



すっかり夕方になり太陽が西の空に沈もうとしていた



ネットカフェを後にし車の中で煙草に火を付けながら、周りの景色に目をやった




さっきは無我夢中で車を走らせていたから分からなかったが、そこは見覚えがある景色だった。




『・・ここ会社の近くだな。』


フーっと煙草の煙りを吐き出しながら望と初めて出会った公園がふと頭の中を過ぎったーーー・・・




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