必然的な巡り合わせ 《 番外編 完結 》
『・・・葵??俺。今から店行ってもいいか?・・・あぁ。15分位で着くから。』
そう言って電話を切った。
『望。話しがあるから葵の所に行こう。』
私の手を掴みいきなり歩き始めた蓮さん。
『・・・嫌ッ!!』
そう言った蓮さんの言葉に心よりも体が反応して、掴まれていた手を思いっきり振り放した
葵さん。・・今一番逢いたくない人、そして会えない人。
葵さんだって、私なんかに逢いたくないはず。