必然的な巡り合わせ 《 番外編 完結 》
同伴?!
『・・仕事?・・キャストって?』
唖然としたまま携帯を握りしめていると、店長の声が大きかったから話し声が聞こえてたみたいで、怪訝そうな顔で聞いてきて。
『はい。・・昨日からお世話になっているお店の店長さんでした。』
『店?何の?』
元々低い声の蓮さんの声が更に低くなっている気がする・・・
『・・接客業?・・です。』
疑問を問われ、何か今は真実を言ってはいけない気がして疑問で返せば。
『何の接客?』
追い打ちを掛け更に深く聞いてくる蓮さんだけど。
その顔は徐々に眉間には深い立皺ができている。
整っている顔立ちには怒りすらそれを更に迫力のものとし、末恐ろしい位に拍車をかける。