必然的な巡り合わせ 《 番外編 完結 》
『望。・・おいで。』
そう言って自分の隣をぽんぽんと叩いた。
『はい。』
と答えて蓮さんの横に座った。
その瞬間ギュっと抱きしめられ
『もう二度と離さない。』
そう耳元で囁かれて。
『きゃっ!!』
体がふわっと浮き上がって。
気付いた時には自分の頭が蓮さんの肩に当たった。
いきなり蓮さんに横抱きに抱えられ、不安定な体にしがみつく様に蓮さんの首に腕をまわしたと同時に歩き出し蓮さんの部屋のベットにふわりと降ろされた。