必然的な巡り合わせ 《 番外編 完結 》
蓮さんの後をついて行くと、目に入るものすべて高級そうなものばかりで。
ホテル並に手が行き届いていて何処も畏もピカピカに磨かれていた
『ここ、望の部屋な。客室として使ってるから好きに使っていいから。』
『・・・・・・・・』
口がぽかーんと開いたまま閉じれない。
『・・・どうした??』
蓮さんが不思議そうな顔で私の顔を見る
突然蓮さんの顔がアップで目の前に飛び込んできてまた心臓が締め付けられる。
・・じゃなくて!!
広っっっ!!!
ここはホテルですか?
一泊おいくら万円ですか??
客室として使ってるって言ってたけど。
祖父母の家にも客室みたいな部屋はあったけど、昔ながらの平屋建ての家で和室の6畳間だった。
ーーあまりにも違い過ぎる。