必然的な巡り合わせ 《 番外編 完結 》
蓮さんからの手紙を読み終えたと同時に一気に落ち込む・・・
私の事を不憫に思い、住み込みの家政婦として仕事をくれたのに初日から寝坊をするという醜態をおかしてしまった
昨日ちゃんと出かける時間を聞いておけば良かったと後悔の波が押し寄せる。
普通の仕事だったら間違いなくクビになってる
ハーっと深い溜め息をつき、目を閉じパンパンと頬を叩き気合いを入れ直す
落ち込んでいる暇はない。
『・・・よし!今から挽回するぞ!』
腕まくりをし気合を入れて家事に取り掛かった。