必然的な巡り合わせ 《 番外編 完結 》



望が飯を作ってくれて以来、なるべく仕事を早く終わるようにして家に帰り一緒に飯を食う。



今までは仕事の付き合いで帰宅するのは午前様に近い感じで、家で食った記憶にない程、外食ばかりだった。



外で一杯飲んで行こうと思えばいくらだって出来るのに望が飯を作って俺の帰りを待ってくれていると思うと―――




自然と家に足が向かっていた。



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