誰かが君にKISSをした
次の日

気分を晴らすために

一人散歩にでかけた

一面緑の野原で寝そべって、空を見ていた

「ねぇ。一緒に見てもいい?」

そういってきたのは、小さな女の子

4歳くらいかな?

「いいよ。気持ちいいね」

「うん。」

女の子も私の横に寝そべった

すると女の子から

「よくここに男の人がきてるんだ。見た目は怖いけど中身はとっても

優しいんだよ。私の大切なお友達なんだ」

「こんど、お姉ちゃんにも紹介してね」

そういうと女の子は満面の笑みで

「うんっ」

そう答えた

すると女の子が

「あっ!お兄ちゃんだっ!あの人が優しいお兄ちゃんだよっ」

起き上がってみてみると…

病院の帰り道に出会ったチャラ男

遠くのほうでねそべっていた

女の子に誘われるままにちかよると5メートルほど先にいるちゃら男

その男の目には…





なぜ?

なぜないているの?

女の子は私をおいて走り出した

「どうしたの?お兄ちゃん」

「君…優姫ちゃん」

2人の会話がきこえる

「なにがあったの?」

「悲しい事かな…」

「どんなこと?」

「オレのお母さんがね、昨日…死んじゃったんだ…」

う…そ…

だからあなたは昨日病院の近くにいたの?

私に話しかけたときはお母さん生きてたの?

私が地面に倒れてたから心配したの?

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