激甘歳差レンアイ!!
それからも、特に変化することなく、由里のスクールライフは繰り返されていた。
でも、ずっと気になっていることがある。
あの機械音だ。
こんな昼間からまさか幽霊なんてことはないだろう。
ということは・・・!!
やっぱりだれかが何かをしているんだ。
「どうしたの?」
「え!?なにが??」
「アンタ授業中からずっと上の空じゃんッ」
「え!?気づいてたの??」
梓はおかしそうに笑いはじめる。
「??」
「あたりまえでしょ!?何年アンタの保護者やってると思ってんのよッ」
ほ、保護者って;
由里って高校生になってまで保護者付きなんだ・・・。
「うぅぅぅ・・・。」
「ほら!!
アンタがそうやって唸るときはなんかあんの!!」
「な、なんでもない、ょ。」
「はぁ・・・。
まぁ、話したくなったらきいてあげるから!」
梓はそう言うと、教室を出て行ってしまった。
そうだ!!
もう、お昼休みなんだった;