激甘歳差レンアイ!!


「梓~~~!!!」


次の日。


先に教室にいた梓に抱きついた。




「暑い暑い!!

もうすぐ夏休みだっての。」


「あっホントだね。どっか行こうね。」



「はいはい。


で?アイツとは話できたの?」


梓が少し真剣になる。



「うん♪

ちゃんと『ありがとう』って言って別れた。」


「そっか。」



梓は優しく頭をなでてくれる。


なんだかうれしくて、ニコニコしてしまった。

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