修学旅行★幼なじみと甘いキス
「俺さ、新垣って言うんだ。新垣直哉」
「あらがき…?」
「直哉でいいよ。俺も高橋さんのこと、加奈子ちゃんって呼んでい?」
「!あっ、う、うん…!って、え?下の名前…」
なんで知って…?
―お互い、たった今初めて言葉を交わしたばかりで、まだ自分の名前は言っていなかったはずなのに
なぜか最初からわたしの名前を知っていた様子の、直哉くんという人に
わたしは目を丸くする。
するとその人はとっさに頭の後ろへ手を当てたかと思うと
はにかんだように笑った。
「あらがき…?」
「直哉でいいよ。俺も高橋さんのこと、加奈子ちゃんって呼んでい?」
「!あっ、う、うん…!って、え?下の名前…」
なんで知って…?
―お互い、たった今初めて言葉を交わしたばかりで、まだ自分の名前は言っていなかったはずなのに
なぜか最初からわたしの名前を知っていた様子の、直哉くんという人に
わたしは目を丸くする。
するとその人はとっさに頭の後ろへ手を当てたかと思うと
はにかんだように笑った。