修学旅行★幼なじみと甘いキス
「し、詩織ちゃん。
あそこにいる男子たちの試合って、あとどれくらいで終わりそう…?」
「ん?あぁ、今はもう後半戦に入ってるみたいだから
そんなに長くは延びないと思うけど。
いちおうロスタイムの時間もあるし、最低でもあと20分はかかるんじゃない?
って、いきなりどしたの加奈子?」
「え?あ、ちょっと、気になったから…」
そうごまかして
わたしはすぐにパッと前を向き直した。
…そっか
あと、20分。
でもまだ…20分もある。
そんなことを思いながら
わたしは一人ふっと、外にある時計へ目をやった。
「……」
…イヤな予感が消えない。
試合が終わるまでの20分間
あの二人の間に何も、なければいいけど……
あそこにいる男子たちの試合って、あとどれくらいで終わりそう…?」
「ん?あぁ、今はもう後半戦に入ってるみたいだから
そんなに長くは延びないと思うけど。
いちおうロスタイムの時間もあるし、最低でもあと20分はかかるんじゃない?
って、いきなりどしたの加奈子?」
「え?あ、ちょっと、気になったから…」
そうごまかして
わたしはすぐにパッと前を向き直した。
…そっか
あと、20分。
でもまだ…20分もある。
そんなことを思いながら
わたしは一人ふっと、外にある時計へ目をやった。
「……」
…イヤな予感が消えない。
試合が終わるまでの20分間
あの二人の間に何も、なければいいけど……