修学旅行★幼なじみと甘いキス
《ごめんいきなり…。
本当はメールするだけのつもりだったんだけど。
でも加奈子ちゃん、電話中どっか様子おかしかったみたいだから…その、心配で》
「!――きょ、今日はほんとにごめんなさい…!
終わったらすぐ行くって約束だったのに、直前でいきなりすっぽかして…その」
《え?あ、いや、加奈子ちゃんが謝る必要ないから!全っ然ないから!
むしろいきなり誘ったんはこっちなのに、俺こそ変に気ィ遣わせてほんとごめん…》
「……」
《とにかく、班のみんなも心配はしてたけど怒ってないし、ほんと気にしないで。
ただ…》
そう言いかけて
突然ふと黙ってしまった直哉くんに、わたしは「?」と顔をあげる。
少しの間
短い沈黙が続いたあと
ケータイ越しにいる直哉くんは、どこかわたしの顔色をうかがうようにして
ポツリとこう尋ねた。
《…何かあった?その、俺らと別れたあと》
「…!」
あ……
本当はメールするだけのつもりだったんだけど。
でも加奈子ちゃん、電話中どっか様子おかしかったみたいだから…その、心配で》
「!――きょ、今日はほんとにごめんなさい…!
終わったらすぐ行くって約束だったのに、直前でいきなりすっぽかして…その」
《え?あ、いや、加奈子ちゃんが謝る必要ないから!全っ然ないから!
むしろいきなり誘ったんはこっちなのに、俺こそ変に気ィ遣わせてほんとごめん…》
「……」
《とにかく、班のみんなも心配はしてたけど怒ってないし、ほんと気にしないで。
ただ…》
そう言いかけて
突然ふと黙ってしまった直哉くんに、わたしは「?」と顔をあげる。
少しの間
短い沈黙が続いたあと
ケータイ越しにいる直哉くんは、どこかわたしの顔色をうかがうようにして
ポツリとこう尋ねた。
《…何かあった?その、俺らと別れたあと》
「…!」
あ……