修学旅行★幼なじみと甘いキス
「翔とは、幼なじみなの…。
小さいころは親の都合で一緒にいることの方が多かったけど…
でも何でこんなに自分だけが翔に嫌われてるのか、わかんなくて…」
《加奈子ちゃん……》
「とにかくこれ以上もう、翔のことで傷つきたくない…」
今回のことがあって
その想いは、よりいっそう自分自身の中で色濃く変わってしまった。
正直、翔のことは今すぐにでも忘れたい。
とにかく離れたい。
そして、もしもまた同じことを言われて、傷つくのが怖い。
「ぐすっ…」
《……》
それでも一体どうすればイイのか分からなくて
ひたすら声を押しころして泣いていると、今まで黙って話を聞いていた直哉くんが
突然、何かを決意したようにこう言った。
《…俺が、守るから》
小さいころは親の都合で一緒にいることの方が多かったけど…
でも何でこんなに自分だけが翔に嫌われてるのか、わかんなくて…」
《加奈子ちゃん……》
「とにかくこれ以上もう、翔のことで傷つきたくない…」
今回のことがあって
その想いは、よりいっそう自分自身の中で色濃く変わってしまった。
正直、翔のことは今すぐにでも忘れたい。
とにかく離れたい。
そして、もしもまた同じことを言われて、傷つくのが怖い。
「ぐすっ…」
《……》
それでも一体どうすればイイのか分からなくて
ひたすら声を押しころして泣いていると、今まで黙って話を聞いていた直哉くんが
突然、何かを決意したようにこう言った。
《…俺が、守るから》