修学旅行★幼なじみと甘いキス
「直哉くん、だ、大丈夫…?」

「…う゛
ま、まぁ、なんとか…。
けど俺、もう当分ポッキー食いたくない…;(俺の…ファーストキス…;)」


ハプニングとは言え
それでも直哉くんたちがなんとか体を張って(?)ゲームに参加してくれたおかげで

わたしも後半は吹き出しそうになったし

ノリは最高潮と言っていいくらいに
みんなものすごく盛り上がってた。


でも直哉くん本人にとっては
相当ショックなことだったんだと思う…

わたしから目をそらすように返事を返したかと思うと
座席に戻ったきりどんよりしてる。

そんな直哉くんを見かねて
わたしは再びあたふたと口を動かした。
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