修学旅行★幼なじみと甘いキス
なんだってわたし、あの春野先生と今のんきにココでお茶して…?;


(これでもわたし、先生にいちおう説教されに来たんだよね…?;)



いまいちこの状況がよくつかめず、顔をしかめたまましばらく考えこんでいると

向かいで、カップに軽く口をつけた先生が、ふと目線だけを動かしてこっちを見た。


「…なに?
あたしが生徒にお茶すら出さない冷血教師だとでも思った?」

「え゛っ!?(ギクッ)
あ…いや、そんなことは!ない、ですけど…」

「けど?なに」

「(う…;)なんていうかその、叱らないのかなと思って…昨日のこと」


とうとういたたまれず、最後にはそう打ち明けたわたしに

当の春野先生は意外にも、しれっとした顔をしてこうつぶやいた。
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