修学旅行★幼なじみと甘いキス
「…その様子だと、無事仲直り出来たんだな」
「!」
「ホントはさ、ずっと気になってたんだ。
加奈子ちゃんあのあと幼なじみの広瀬くんには、その…ちゃんと気持ち伝えられたのかなって」
「あ…」
「でも今見たら加奈子ちゃん、前よりもすげー自然に笑ってて、正直ホッとした」
“今日これから加奈子ちゃんは広瀬くんにちゃんと、言うんだろ?
好きって”
その言葉で、わたしはとっさに昨日――直哉くんと公園で話していたことを思い出す。
そしてすぐさまハッと顔をあげると
とたんに目を輝かせながら何度も大きく頷いた。
「あ、うんっそう!そうなの!
本当は…もうダメかと思ったんだけど、あきらめないで正直に気持ち伝えたら…翔も分かってくれて」
「そっか、良かったな」
「うんっ!これも全部、直哉くんが背中押してくれたおかげだよ」
ありがとう!
そう言って、満面の笑顔を向けるわたしに
目の前に立つ直哉くんは一瞬、ふっと嬉しそうに微笑み反したかと思うと
どこかポツリとこうつぶやいた。
「そか。…なら俺がしたことも、少しは意味があったのかな」
「!」
「ホントはさ、ずっと気になってたんだ。
加奈子ちゃんあのあと幼なじみの広瀬くんには、その…ちゃんと気持ち伝えられたのかなって」
「あ…」
「でも今見たら加奈子ちゃん、前よりもすげー自然に笑ってて、正直ホッとした」
“今日これから加奈子ちゃんは広瀬くんにちゃんと、言うんだろ?
好きって”
その言葉で、わたしはとっさに昨日――直哉くんと公園で話していたことを思い出す。
そしてすぐさまハッと顔をあげると
とたんに目を輝かせながら何度も大きく頷いた。
「あ、うんっそう!そうなの!
本当は…もうダメかと思ったんだけど、あきらめないで正直に気持ち伝えたら…翔も分かってくれて」
「そっか、良かったな」
「うんっ!これも全部、直哉くんが背中押してくれたおかげだよ」
ありがとう!
そう言って、満面の笑顔を向けるわたしに
目の前に立つ直哉くんは一瞬、ふっと嬉しそうに微笑み反したかと思うと
どこかポツリとこうつぶやいた。
「そか。…なら俺がしたことも、少しは意味があったのかな」