修学旅行★幼なじみと甘いキス
「……」
…なんか…
感じわるい…。
他のクラスの人たちは
きちんと自分のことを話してるのに
椅子から立ち上がるまで時間がかかったあげく
自分の苗字だけしか口にしなかった翔は
どう考えてみても
良い印象には映らなかったはず…。
なのに今の一部始終を、一体どう見てそう感じたのか
翔が無言で席に座るなり
ちょうど、わたしの斜め前に座っていた他クラスの女の子が
「カッコイイ」と小さく口にしている声が聞こえて。
その言葉を耳にした瞬間
わたしの中にある胸の奥底で
またあの時のムカムカとした気持ちがよみがえってきた。
…なんか…
感じわるい…。
他のクラスの人たちは
きちんと自分のことを話してるのに
椅子から立ち上がるまで時間がかかったあげく
自分の苗字だけしか口にしなかった翔は
どう考えてみても
良い印象には映らなかったはず…。
なのに今の一部始終を、一体どう見てそう感じたのか
翔が無言で席に座るなり
ちょうど、わたしの斜め前に座っていた他クラスの女の子が
「カッコイイ」と小さく口にしている声が聞こえて。
その言葉を耳にした瞬間
わたしの中にある胸の奥底で
またあの時のムカムカとした気持ちがよみがえってきた。