修学旅行★幼なじみと甘いキス
「!!」
高校生にもなって、いきなりおんぶされた事に
わたしの顔がカァァッと赤くなる。
とにかく恥ずかしくて
今すぐ下ろしてもらおうと暴れるものの
翔は一切
わたしから手を離そうとはしないまま、ケッと毒をはいた。
「…ったく、可愛くねー女」
「…っ」
「病人は病人らしく素直に負ぶされてろよ」
バカナコ。
その一言で
わたしの動きがピタッと止まる。
目の前ではわたしを無理やり背負ったまま、構わずスタスタと歩きだしている翔。
その振動で、わたしはとっさにつかんでいた手を離しそうになり
あわてて翔の背中にしがみついた。
高校生にもなって、いきなりおんぶされた事に
わたしの顔がカァァッと赤くなる。
とにかく恥ずかしくて
今すぐ下ろしてもらおうと暴れるものの
翔は一切
わたしから手を離そうとはしないまま、ケッと毒をはいた。
「…ったく、可愛くねー女」
「…っ」
「病人は病人らしく素直に負ぶされてろよ」
バカナコ。
その一言で
わたしの動きがピタッと止まる。
目の前ではわたしを無理やり背負ったまま、構わずスタスタと歩きだしている翔。
その振動で、わたしはとっさにつかんでいた手を離しそうになり
あわてて翔の背中にしがみついた。