修学旅行★幼なじみと甘いキス
意識がだんだん遠のいてく。
さっきまでのモヤモヤとした気分がウソみたい。
今はもう、何も考えられないや…。
「…加奈子」
そしてあの温かな感触は
きっとわたしの、夢のせいだったのかな。
どんどん深い眠りへと落ちていく頭の中
ふと目の前に現れた
わたしの、想像の中の翔に
突然ギュッ…、と
まるで息が出来なくなりそうなくらい
キツく、強く
抱きしめられた気がした…――。
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