修学旅行★幼なじみと甘いキス
―ガラッ!
その後、ベッドから降りて、保健室をあとにしたわたしは
真っ先に生徒会議室へと走り、戻って来たものの
当のミーティングは、わたしが眠っている間に終わってしまったのか
扉を開けた時にはもう…誰もいなくて。
「―――」
ただ真っ暗で、ガランとした部屋を前に
わたしはしばらくの間、ぼう然とそこに立ち尽くしていたあと
なぜか突然、目の奥がジワッと熱くなって
急いで首を大きく横に振った。