あなたと一緒なら…。
1章 出会い
今日から,この施設か…。
私は七瀬麻子。
私には親がいないんだ。
お母さんは物心ついたころから,いなかった。
お父さんは会社が倒産して自殺したっけ?
だから私は施設を転々としてるの。
まるで転校生みたいでしょ?
でも友達はいない。
だれも信じれなくなってた。
だって信じてもいなくなってしまうもん。
ならばひとりでいたほうがいい。
今日も先生は,
うざいんだろうな。
紹介なんて,
いらんっつーの。
でもなんだろう?
今日はなんか違う。
あ,先生だ。
「あなたが七瀬麻子ちゃん?」
「はい。」
「かわいいね♪」
みんなそういう。
正直まぢうざい。
「私,吉田真美です!」
「はい…。」
別にいらないし。
そんな自己紹介。
どうせ少しの間だし。
「じゃあ,中入ろっか♪」
なんだろ?
このテンション。
ガラガラ…。
「みんな,新しい友達だよ!」
吉田さんが,
顔で自己紹介しろって言ってる。
はいはい。
しますよ。
「七瀬麻子です…。」
沈黙…。
『いい名前だな!!』
誰???
私があたふたしてると…??
『俺,坂倉俊明。よろしくな!』
私は軽く頭を下げた。
なんだ??
このひと…。
これがとしとの出会いだった。
私は七瀬麻子。
私には親がいないんだ。
お母さんは物心ついたころから,いなかった。
お父さんは会社が倒産して自殺したっけ?
だから私は施設を転々としてるの。
まるで転校生みたいでしょ?
でも友達はいない。
だれも信じれなくなってた。
だって信じてもいなくなってしまうもん。
ならばひとりでいたほうがいい。
今日も先生は,
うざいんだろうな。
紹介なんて,
いらんっつーの。
でもなんだろう?
今日はなんか違う。
あ,先生だ。
「あなたが七瀬麻子ちゃん?」
「はい。」
「かわいいね♪」
みんなそういう。
正直まぢうざい。
「私,吉田真美です!」
「はい…。」
別にいらないし。
そんな自己紹介。
どうせ少しの間だし。
「じゃあ,中入ろっか♪」
なんだろ?
このテンション。
ガラガラ…。
「みんな,新しい友達だよ!」
吉田さんが,
顔で自己紹介しろって言ってる。
はいはい。
しますよ。
「七瀬麻子です…。」
沈黙…。
『いい名前だな!!』
誰???
私があたふたしてると…??
『俺,坂倉俊明。よろしくな!』
私は軽く頭を下げた。
なんだ??
このひと…。
これがとしとの出会いだった。