『無題』
第三章―accelerando
「へえ?君だったんだ」
じ、と此方を見られる。
あれから『少女』を落ち着かせ、それから少し話をした。
理解力は乏しいし、話が中々先に進まないし。
大変だったが、それでも今はやっと普通に会話出来る程度にはなっていた。
「っていうか男だったのねー
女の子かと思ったわ」
・・・・・・・うわー・・・。
全然嬉しくない。
というか、へこむ。
「細いし、女顔だし、声高いし。
・・・・・・・・・・・やっぱり女じゃないの?」
「いやいやいや・・・」
やっぱり自分は女に見えるのか。
改めてそう思った。
じ、と此方を見られる。
あれから『少女』を落ち着かせ、それから少し話をした。
理解力は乏しいし、話が中々先に進まないし。
大変だったが、それでも今はやっと普通に会話出来る程度にはなっていた。
「っていうか男だったのねー
女の子かと思ったわ」
・・・・・・・うわー・・・。
全然嬉しくない。
というか、へこむ。
「細いし、女顔だし、声高いし。
・・・・・・・・・・・やっぱり女じゃないの?」
「いやいやいや・・・」
やっぱり自分は女に見えるのか。
改めてそう思った。