君の詩を聴かせて



―外では空が泣き続け
 僕の涙も隠してく

 1人では泣けない夜
 暗い部屋で外を眺めた
 空はあんなにも自由で
 僕はこんなにも窮屈で

 泣けない夜 数えて
 心の中で泣き続けた
 あのときああしてれば…なんて
 もう考えても無駄なのに

 空が泣き続けるから
 僕も泣いていいのか、なんて
 考えてしまう僕はどうして
 後悔するとわかっていたのに



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