君の詩を聴かせて



「…ふう、」

「やば!めっちゃ心に響いた!」

「うんうん、他のも歌ってくれよ!」

「えー…」


 いい加減掃除しなきゃじゃない?

 いつも時間余るけどさ…。


「掃除終わってからにしない?」

「どうせ誰もいねぇし、いいじゃん!」


 …まあ、そうだけど。


「じゃああと1曲だけ」

「っし!」


 そんなに俺のうたって、いいのかな。

 嬉しいっちゃ嬉しいけどさ。



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