ナデシコボーイ
篤也「あっ、えと…?」



?「松岡だ。」




篤也を上手に
受けとめてくれたのは、

同じクラスの松岡でした。




篤也「あっ、ありがとう…!」



松岡「ああ。」




松岡はさっさと
散らばったノートをかき集め、
特に何も言わないまま行ってしまいました。



篤也は、
そのあとしばらく
ぽかんと口を開けたまま、
松岡の後ろ姿を見ていました。



篤也「助かった…。」
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