ナデシコボーイ
義男「お前が馬鹿なのはわかった、神代。とりあえず、説明しようかの。」




そうして…。




神代「エェッ!?篤也嬢が!?そりゃ大変や!」



長谷川「拙者、まこと哀しうござる。」



丸内「それでこの子たちは、篤也嬢を助けたい、と…?」



千咲「へぇ!スゴいね!……でも、ボク、素人にはひっこんでてもらいたいカナ☆」



長谷川「千咲殿、拙者も同意見でござる。きにくわぬにござる。」




ワイワイとやる白虎隊首脳部の
彼らを横目で見ながら、

義男総長は

はやくしろ、と

苦笑いをしました。




神代「ほな決まりやな。総長!オレら、この子ら相手してやってもええねんけど。…どうなっても知らへんで。」




神代はニヤリと笑うと
松岡の方を指差して言いました。



神代「つうかお前、西園寺組の朱雀、紅蓮の松岡やろ!なして西園寺組のモンがここにおるんや!お前敵やろ!おかしいやろ!つうかオレ、昔お前にフルボッコされたことあんねんで!」



松岡「……悪いが覚えてねえ。それから、組はだいぶ前に抜けたんだが。」



神代「抜けた?じゃあ、元西園寺組の人間のくせに、篤也嬢を助けたがっとるんか!きいっさらにムカつく!篤也嬢をさらったの、お前が前に居た、西園寺組なんやで!あーっ気にくわへん!オレは松岡をたおーーす!!」
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