君が私にくれたもの
「あかり、もう… 大丈夫…」

「璃緒、悲しみを隠そうとしないでよ。 あたしはいつでも胸をかすから。」

優しく背中をたたきながらあかりが言った。

「ありがと。 少しすっきりした。 ごめんね」

私はあかりの優しさにまた涙がでそうになった。

まだ癒えていない心の痛み。


河村くんに早く慣れなきゃ。

私は強くおもった。

< 7 / 14 >

この作品をシェア

pagetop