ヒレン
「あ」


「お久しぶりです。実習どうですか?」


前にあったのがいつだったか忘れるくらい久しぶりの顔



「大変。秀くんはどう?」



マンションのエントランスで顔を合わせた。



「ま、何とか。プロポーズされたって本当ですか?」



「え。ちょ、何で知ってるの」




「和真先輩がノリノリでメールくれましたから」



「か、和くん」


恥ずかしさがこみ上げてくる


「和真先輩の性格考えてみてください」


「うん。そうだね」



「OKして良かったんですか?」

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