ヒレン
「舞子は?」


「うーん。ブラックで。先生、ありがとうございます」


そう言うと3人は口をつけた。小一時間ほど3人は授業や大学生活の話をした。


「ありがとう。暗いから気をつけてね。」


「いえ、こちらこそご馳走様でした」


智子は入り口まで二人を見送り扉を閉めると窓を開け、煙草に火をつけた。

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