ヒレン
「懐かしい?」




「ちょっとだけ。一休みしたら着物に着替えてくるね」



そう言って舞子は荷物を持ち自分の部屋へと入っていった。


部屋に戻り荷物の整理をしていると、軽く1回扉をノックされた。




開けなくてもわかる扉の向こう。



「優太」



部屋に入ったのを確認すると舞子は扉を閉め鍵をかけた。



「コーヒー煎れてきた」





「ありがとう。優太・・キスしたい」

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