Taboo Apple
「えーっとね、お寿司。もちろん回ってないやつでね」


「はいはい。着替えてくるからちょっと待ってな」


リビングのソファーに深く腰を下ろし、寝室に消えた龍ちゃんの帰りを待つ間、携帯を開きお父さんとお兄ちゃんにメールを打つ。

『龍ちゃんが合格祝いに奢ってくれるから夕飯はいりません。よろしく(・ω・)/』



ため息を一つ吐いた



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