〜last Love〜
「あのさ?」
「はい?何ですか?」
「俺のどこがいいの?」
すごい気になる
だって俺は自分が嫌いだから
「全部ですよ?」
「ぜっ、全部!?」
「はい、全部です
大地の全てが大好きですよ?
きゃぁ〜照れますね、」
とまた手で顔を覆った
「ふ〜ん…そんなこと初めて言われた」
「そうなんですか?
え〜意外ですね!
でも安心しました!!」
「何で?」
「だって大地のこと好きなのは私だけで十分ですもん!
えへへっ」
頬に手を付けて首を傾げて照れ笑いを浮かべる心結を見て
─ドキッ
胸が高鳴った