〜last Love〜



「あのさ?」



「はい?何ですか?」



「俺のどこがいいの?」



すごい気になる


だって俺は自分が嫌いだから



「全部ですよ?」



「ぜっ、全部!?」



「はい、全部です

大地の全てが大好きですよ?

きゃぁ〜照れますね、」



とまた手で顔を覆った



「ふ〜ん…そんなこと初めて言われた」



「そうなんですか?

え〜意外ですね!

でも安心しました!!」



「何で?」



「だって大地のこと好きなのは私だけで十分ですもん!

えへへっ」



頬に手を付けて首を傾げて照れ笑いを浮かべる心結を見て



─ドキッ




胸が高鳴った







< 50 / 195 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop